日本語能力試験
最上級 第8回
文字・語彙・文法
問題VI 次の(1)から(10)の言葉の意味が、それぞれのはじめの文と最も近い意味で使われている文を、1・2・3・4 から一つ選びなさい。
(1)ふく……ずっと活動していなかった火山が突然火をふいた。
1.この辺では、冬のあいだ海から強い北風がふく。
2.だれかがふえをふいている。
3.お湯がわいて、やかんがさかんに湯気をふいている。
4.スープが熱くて、フーフーふいてさました。
(2)あげる……例をあげてていねいに説明した。
1.自分の考えを主張するなら、根拠をあげるべきだ。
2.能率をあげないと、間に合いそうにない。
3.感動のあまり、声をあげて泣いた。
4.努力して、素晴らしい成果をあげた。
(3)あかるい……日本経済立て直しの見通しは、あまりあかるくない。
1.山田さんは、物理の先生だが文学にもあかるい。
2.問題解決について、思ったよりあかるい展望がひらけてきた。
3.あかるい黄色が、暗い背景によくはえる。
4.いいしらせを伝えるときは、声もあかるくなる。
(4)あと……せなかにやけどのあとが残っている。
1.入学試験まで、あとわずかとなった。
2.この種の事故があとを絶たなくて、警察でも困っている。
3.この作文は何回も書き直したあとがある。
4.僕は山本君の2か月あとに入会した。
(5)あたり……結果が出るのは来月あたりになるらしい。
1.中山さんは人あたりがいいので、友だちがおおい。
2.一人あたり8000円で日帰りのバス旅行ができる。
3.この映画がこんなにあたりを取るとは思わなかった。
4.あの会社との交渉は、鈴木君あたりが適当だと思う。
(6)はしる……彼はおだやかな人柄で、極端な言動にはしることはない。
1.鋭い痛みが右の肩にはしった。
2.この年ごろの少年は、ちょっとしたきっかけで非行にはしる。
3.届いたばかりの新車をためしにはしらせてみた。
4.平野の真ん中を国道が東西にはしっている。
(7)とく……道路工事が終わり、交通規制がとかれた。
1.ホテルについて荷物をといた。
2.父の誤解をとくのはむずかしい。
3.もう安全だと判断して警戒をといた。
4.この薬は水でといて飲んでください。
(8)かるい……かるいけがで済んで、本当に運がよかった。
1.寝る前に、かるい運動をするとよく眠れる。
2.ぶじに責任をはたして、気持ちがかるくなった。
3.あの人の動きのかるいのには、驚く。
4.よりかるい素材の研究開発を行っている。
(9)め……この作品の価値がわかるとは、林さんもめが高い。
1.うっかりして「駐車禁止」の標識がめに入らなかった。
2.このセーターはめがあらくてすぐ引っかかる。
3.騒ぎに巻き込まれて、ひどいめにあった。
4.社長は人を見るめがある。
(10)あそぶ……これだけの土地をあそばせておくとはもったいない。
1.コンピューターを使って仕事をしているのかと思ったら、あそんでいた。
2.動物の中であそぶのは人間だけだといわれていた。
3.子供を通りであそばせるとあぶない。
4.使いこなせる人がいなくて、せっかくの機械があそんでいる。
解答
問題VI 次の(1)から(10)の言葉の意味が、それぞれのはじめの文と最も近い意味で使われている文を、1・2・3・4 から一つ選びなさい。
(1)ふく……ずっと活動していなかった火山が突然火をふいた。
1.この辺では、冬のあいだ海から強い北風がふく。
2.だれかがふえをふいている。
3.お湯がわいて、やかんがさかんに湯気をふいている。
4.スープが熱くて、フーフーふいてさました。
(2)あげる……例をあげてていねいに説明した。
1.自分の考えを主張するなら、根拠をあげるべきだ。
2.能率をあげないと、間に合いそうにない。
3.感動のあまり、声をあげて泣いた。
4.努力して、素晴らしい成果をあげた。
(3)あかるい……日本経済立て直しの見通しは、あまりあかるくない。
1.山田さんは、物理の先生だが文学にもあかるい。
2.問題解決について、思ったよりあかるい展望がひらけてきた。
3.あかるい黄色が、暗い背景によくはえる。
4.いいしらせを伝えるときは、声もあかるくなる。
(4)あと……せなかにやけどのあとが残っている。
1.入学試験まで、あとわずかとなった。
2.この種の事故があとを絶たなくて、警察でも困っている。
3.この作文は何回も書き直したあとがある。
4.僕は山本君の2か月あとに入会した。
(5)あたり……結果が出るのは来月あたりになるらしい。
1.中山さんは人あたりがいいので、友だちがおおい。
2.一人あたり8000円で日帰りのバス旅行ができる。
3.この映画がこんなにあたりを取るとは思わなかった。
4.あの会社との交渉は、鈴木君あたりが適当だと思う。
(6)はしる……彼はおだやかな人柄で、極端な言動にはしることはない。
1.鋭い痛みが右の肩にはしった。
2.この年ごろの少年は、ちょっとしたきっかけで非行にはしる。
3.届いたばかりの新車をためしにはしらせてみた。
4.平野の真ん中を国道が東西にはしっている。
(7)とく……道路工事が終わり、交通規制がとかれた。
1.ホテルについて荷物をといた。
2.父の誤解をとくのはむずかしい。
3.もう安全だと判断して警戒をといた。
4.この薬は水でといて飲んでください。
(8)かるい……かるいけがで済んで、本当に運がよかった。
1.寝る前に、かるい運動をするとよく眠れる。
2.ぶじに責任をはたして、気持ちがかるくなった。
3.あの人の動きのかるいのには、驚く。
4.よりかるい素材の研究開発を行っている。
(9)め……この作品の価値がわかるとは、林さんもめが高い。
1.うっかりして「駐車禁止」の標識がめに入らなかった。
2.このセーターはめがあらくてすぐ引っかかる。
3.騒ぎに巻き込まれて、ひどいめにあった。
4.社長は人を見るめがある。
(10)あそぶ……これだけの土地をあそばせておくとはもったいない。
1.コンピューターを使って仕事をしているのかと思ったら、あそんでいた。
2.動物の中であそぶのは人間だけだといわれていた。
3.子供を通りであそばせるとあぶない。
4.使いこなせる人がいなくて、せっかくの機械があそんでいる。