日本語能力試験
最上級 第29回
文字・語彙・文法
問題IV 次の言葉の使い方として最もよいものを、1·2·3·4から一つ選びなさい。
問1 処置
1 あした上司に報告できるように、今日中に書類を処置しておこう。
2 来月引っ越すので、使わない家具を全部処置しようと思う。
3 数学は苦手だったが、先生の特別な処置でよく分かるようになった。
4 医者の適切な処置のおかげで、痛みはすぐに治まった。
問2 拍子
1 重いものを入れすぎて、持ち上げた拍子に紙袋が破れてしまった。
2 昨日はとても疲れていたので、布団に入った拍子に眠ってしまった。
3 晩ご飯を作った拍子に、あしたのお弁当も作った。
4 雨がやんだ拍子に出かけたので、ぬれずに済んだ。
問3 口出し
1 今の意見に反論のある人は遠慮せず自由に口出ししてください。
2 店長は客に上手に口出しして、客の好みをうまく聞き出した。
3 この会社に就職できたのは、山田さんが口出ししてくれたからだ。
4 上司だからといって部下の私生活にまで口出しするのはよくない。
問4 煩雑
1 いろいろな書類を書き、いくつもの窓口に持っていくなど.手続きが煩雑だった。
2 部長と課長は別室で煩雑な話をしているらしく、なかなか戻ってこない。
3 この辺りの道は迷路のように煩雑で分かりにくく、何度来ても間違えてしまう。
4 都会で一人暮らしを始めたときは、期待と不安で煩雑な気持ちだった。
問5 当てはめる
1 給料の金額は、社員一人一人の能力に当てはめて決めてほしいと思っている。
2 最近天候が不安定で、その日の気温に当てはめて服を選ぶのが大変だ。
3 少数の事例を一般化して社会全体に当てはめて考えてもいいものだろうか。
4 この店は客の要望にぴったり当てはめて料理を作ってくれるので、評判がいい。
問6 打開
1 これまでの古い習慣を打開して新しいやり方を取り入れてみよう。
2 高木刑事は綿密な捜査を怠らず、数々の事件を打開してきた。
3 彼は超難関と言われる試験を打開し、希望の職に就くことができた。
4 わが社の危機的状況を打開するためには、抜本的な経営の見直しが不可欠だ。
解答
問題IV 次の言葉の使い方として最もよいものを、1·2·3·4から一つ選びなさい。
問1 処置
1 あした上司に報告できるように、今日中に書類を処置しておこう。
2 来月引っ越すので、使わない家具を全部処置しようと思う。
3 数学は苦手だったが、先生の特別な処置でよく分かるようになった。
4 医者の適切な処置のおかげで、痛みはすぐに治まった。
問2 拍子
1 重いものを入れすぎて、持ち上げた拍子に紙袋が破れてしまった。
2 昨日はとても疲れていたので、布団に入った拍子に眠ってしまった。
3 晩ご飯を作った拍子に、あしたのお弁当も作った。
4 雨がやんだ拍子に出かけたので、ぬれずに済んだ。
問3 口出し
1 今の意見に反論のある人は遠慮せず自由に口出ししてください。
2 店長は客に上手に口出しして、客の好みをうまく聞き出した。
3 この会社に就職できたのは、山田さんが口出ししてくれたからだ。
4 上司だからといって部下の私生活にまで口出しするのはよくない。
問4 煩雑
1 いろいろな書類を書き、いくつもの窓口に持っていくなど.手続きが煩雑だった。
2 部長と課長は別室で煩雑な話をしているらしく、なかなか戻ってこない。
3 この辺りの道は迷路のように煩雑で分かりにくく、何度来ても間違えてしまう。
4 都会で一人暮らしを始めたときは、期待と不安で煩雑な気持ちだった。
問5 当てはめる
1 給料の金額は、社員一人一人の能力に当てはめて決めてほしいと思っている。
2 最近天候が不安定で、その日の気温に当てはめて服を選ぶのが大変だ。
3 少数の事例を一般化して社会全体に当てはめて考えてもいいものだろうか。
4 この店は客の要望にぴったり当てはめて料理を作ってくれるので、評判がいい。
問6 打開
1 これまでの古い習慣を打開して新しいやり方を取り入れてみよう。
2 高木刑事は綿密な捜査を怠らず、数々の事件を打開してきた。
3 彼は超難関と言われる試験を打開し、希望の職に就くことができた。
4 わが社の危機的状況を打開するためには、抜本的な経営の見直しが不可欠だ。